育休中主婦!複利的思考で生きていく!

好きな言葉は『複利』です

母乳拒否を乗り越えた話

母乳育児。

 

赤ちゃんがおっぱいを吸えば、ピューっと簡単に母乳が出るものだと思ってませんか??

 

私も出産前は、

『ミルク代もったいないし、完母で育てよ〜』と何の気なしに思っていました!

 

でも実際に息子を産んで、母乳を飲ませようとしたら、もう本当にテンテコ舞い!!!笑

 

『なんで母乳育児が大変って誰も教えてくれなかったのー!?!?』

と叫びたい気持ちでした。

 

なので、これから出産を控えて、母乳育児を考えている方や、現在まさに母乳拒否でお悩みの方のお力に少しでもなれればと思います!

 

 

うちの息子は産後に呼吸に問題があり、すぐに別の病院に搬送されました。

そのため、生まれた直後におっぱいを吸ってもらう事が出来ず、そのまま2.3日離れ離れに。。

 

 

母乳はプロラクチンというホルモンが分泌されることで作られます。

そのプロラクチンは、赤ちゃんがお母さんのおっぱいを吸う事で分泌されるのです。

 

 

出産直後にお母さんのおっぱいを赤ちゃんに吸ってもらうカンガルーケアをするのは、その後の母乳育児をスムーズに行う上でとても大切な事だというわけです。

 

 

ですが、息子と離れ離れになってしまったので、それが出来ず、私の母乳もあまり量が増えていきませんでした。

 

 

転院先での治療も終わり、産後10日目くらいで無事に退院でき、

 

『さぁやっと母乳があげられるぞー!!』

 

と楽しみにおっぱいを差し出してみたのですが、息子はめちゃくちゃ泣いて、体をのけぞらせておっぱいを拒否!

 

なんとか咥えようとしてくれる時もあったのですが、上手く吸えずに疲れて寝ちゃう…

 

これの繰り返しでした。

 

後で調べたら、これを『乳頭混乱』と言うそうで、入院中の哺乳瓶に慣れてしまい、お母さんのおっぱいを吸う事が出来なくなる事があるそうです。

 

youtube助産師さんのチャンネルを見たり、病院の助産師さんに相談して色々試したところ、下の行動が効果があったように思います。

 

①哺乳瓶の乳首を『母乳相談室』に替える

②泣き出す前におっぱいを吸わせる

③横抱きした時に、赤ちゃんの鼻、口、体が一直線になるのを意識して抱く

④赤ちゃんの口が大きく開いてから乳首を咥えさせる

⑤無理に頭を押さえない

⑥赤ちゃんを褒める

 

特に、

①の母乳相談室の乳首は本当に効果的でした!

これに付け替えてから、おっぱいを咥えてくれる確率がグンと上がったんです。

 

これが無ければ、息子は私のおっぱいを吸えないままだったかもしれません。

 

 

次に、私がやって良かったのは②、⑤、⑥です。

とにかく息子の機嫌がいい状態でおっぱいを飲ませる事を意識していました。

 

産院では、

『赤ちゃんが泣いたらおっぱいを飲ませる』と指導があると思います。

 

でも、それでは遅くて、赤ちゃんもお腹が空いてるのにうまくおっぱいが飲めなくて更に泣いてしまう事になります。

 

また、産院での母乳指導の時に、赤ちゃんにおっぱいを咥えさせるために、頭を掴んでぐっと胸に押し付ける指導をされる時があります。

 

うちの息子はそれが嫌でギャーギャー泣き、

ついにはおっぱいを飲まそうと、横抱きをした瞬間から泣き出すようになってしまっていました😅

 

息が止まりそうなほど泣きじゃくる息子がかわいそうで、自宅に帰ってからは無理やり頭をおさえるのは辞めました。

 

泣く前に、息子の口を自分の乳首に触れさせて、もし上手に吸えたら、

『上手だねー!』『そうそう、その調子だよ』と褒めてあげます。

 

うまく吸えなくても、

『よく頑張ったね』と褒めてあげました。

 

褒めても言葉が通じないし意味ないかな〜とも思いましたが、ちょっと嬉しそうな顔をしていたと思います。

 

それに、自分自身も言葉の力で元気が出て、また次も頑張ろうと思えたので、とてもおすすめです。